新しい時代の入社
さて、新年度のスタートとなりました。
林業アカデミーを卒業した、長谷川俊悟君の入社。
将来、自分の全てを託すつもりです。
いつの時代も、大変なのは変わりません。いつも自分が明るく努めれば、いつも明るい未来が待っている。頑張って頑張って、楽しい林業をしていきましょう。
長谷川君は、幼少から知ってます。お父さんお母さんとも仲良くさせてもらっております。
私が林業をやるようになって、長谷川君が中学高校となるころ、身近に接するようになっていって、
いつの間にか、俺はここに来るから!という話になってきて、はじめはうちみたいな小さな所より、、、と思っておりました。
うちに来るにしても、どこかでやるにしても、少しでも林業を学ぶ事が、長谷川君の次に繋がると思い、林業アカデミーを薦めた。
アカデミーの最中も、2週間置きぐらいにうちに遊びに来ては、今こんなことやってて楽しい楽しいと喜ぶ姿に、こちらも本当に嬉しい気持ちになりました。
これもご縁なのでしょう。
私が11年前、この家業を継がなければ、長谷川君と出逢い、うちで一緒に働く関係になることはなかった。もしかしたら、家業を継いだときから、それは既に決まっていた未来なのかもしれません。
私達がどうして人と出逢うのか。それは、自分だけの思いで決めているわけではありません。
その人のその時の心の成長状態(いつも笑顔を絶やさない人か。真面目に頑張っている人か、など。)で、必要な人と会わされるようになっていきます。何年も前から計画されて会わされる。類は友を呼ぶんです。
いつか自分で林業やるんだ!運ぶトラックも、自分で使う重機も、欲しいやつ絶対買えるように頑張るんだ!
そんな話を高校生の彼から聞いていました。
ちょっぴり、愚痴っぽい話しをしたとき、私が、「ごめんな、こんな話するつもりじゃなかった。忘れてくれ!」って言ったら、「いや、あまり気にしないで!そんな話をしてくれる関係になれたことが、俺としては嬉しいから。」って、逆に慰められたというか。達観しているというか、成熟しているというか。
どれだけ素直な人間なのだろうかと、50を過ぎた私も、19.20歳の若者に尊敬の念を抱くよ。
どこにいても、何の世界でも、苦しみも楽しみも、全て自分次第。どうせなら笑顔絶やさず、明るく楽しくやるのが、明日の自分に繋がっていく。
頑張ろうな。
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